THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して①(ネタバレあり)
こんにちは! おっさんバスケットマンのやまもです!
スラムダンクの映画が公開されましたね!
私は初め12月3日に観に行く予定でしたが…
コロナウイルスに感染してしまい(汗)観に行けなくなってしまいました😢
一緒に行く予定だった友人に申し訳ない…m(__)m
ですがその後改めて、観に行くことができました!
なんせムビチケ5枚買いましたからね(笑)
ということで今回は【THE FIRST SLAMDUNK】について簡単な内容と私なりの感想・考察を述べていきたいと思います♫
なお【ネタバレ全開】なので、
映画を見ていない方は自己責任の上、読み進めてくださいm(__)m
またセリフや言い回しが違うところもありますが、そんなニュアンスということで捉えてください。m(__)m
「俺たちなら…できる! 1・2・3勝つ!!!」
今回のメインキャラクターは?
主人公【宮城リョータ】
今回の主役は公開前映像でもわかる通りですが…
湘北の切れ込み…いや💦 切り込み隊長!「りょーちん」こと
【宮城リョータです!!!】👏👏👏
説明不要!湘北のスタメンポイントガード!
身長168cm体重59kgと上背はないですが、素早いクイックネスと広い視野を持っている神奈川でもトップクラスのガード!!!
神奈川2強と呼ばれた【牧真一】と【藤真健司】に割って入れる実力がある選手です♪
原作にて藤真(178cm・66kg)といい勝負をして、牧(184cm・79kg)を前半抑えるなど、フィジカルの差があっても食いついていける実力は化け物レベルなんですよね😅
いつも飄々として余裕を見せ、実は仲間思いで、後輩の面倒見もいいという✨
彼のキャッチコピーである「問題児」という感覚をあまり感じないキャラでもあります💦
今回で沖縄出身であることが分かり、肌色が黒めに描かれているのもこの設定が元々あったからなのかもしれませんね!
映画ではリョータ中心の試合パートとドラマパートが交互に語られています。
メインヒロイン?【宮城カオル】
リョータといえば「あやちゃん!」のイメージがあると思います。
しかし今回の映画でクローズアップされている女性は彩子さんではなく…
【宮城カオル】
そう!「リョータの母ちゃん」です😳
公開前映像では浜辺で、たたずんでいる女性でしたね😀
後述しますが、リョータとの親子関係に関するエピソードが中心となるので、必然的にメインヒロインポジションになるんですよね!
夫と長男を失って薄幸の女性として描かれています。
リョータとの親子関係は「ソータへの思いの違い」で溝ができてしまっています。
宮城家の緩衝材?【宮城アンナ】
主人公はリョータ、ヒロインはカオルさん! ギクシャクしている二人ですが、その橋渡しポジションでもあるのが、
【宮城アンナ】
幼いころに父と長兄を亡くしているので、記憶が少ないのもあり、リョータとカオルさんみたくソータの死を引きずっている描写はみられませんでした。
逆に言うと空気を読めないところもあるので、亡きソータに対する言動で、リョータとカオルさんがピクリと反応してしまう事が見られました。
良くも悪くも安定した精神の持ち主です。
今回のキーパーソン【宮城ソータ!!】
今回の映画の軸となるのはリョータの兄!
【宮城ソータ】
宮城家長男!小学6年生の時点で高身長で、バスケセンスの塊でもあるキャラクター!
地元では敵無しなくらいに強く「打倒山王」を夢見ていました。
リョータにとってはバスケの師匠でもあり、ある意味コンプレックスにもなる存在です。
友人と釣り船に乗り、水難事故により帰らぬ人となりました…
この事件によりリョータとカオルさんの心に深い影を落とします。
もちろん湘北メンバー勢ぞろい♫
スラムダンクと言ったら湘北スタメンメンバーでしょう!
彼らも映画で大活躍します♫ こちらでは簡単にキャラ説明します。
桜木花道:原作・TVアニメでの主人公!素人ながら持ち前の運動量と身体能力・明るく負けず嫌いでチームのムードメーカー!リョータともコンビネーションを見せます! 違う目線で桜木を見ると彼がいかに頼もしい存在か分かります✨
流川楓:湘北のエース!個人プレーが目立つが、強気なプレイでチームの勝利に大きく貢献しているイケメン! 物応じないメンタルと向上心を持ち、壁にあたれば当たる程喜べるチャレンジャーでもあります。
流川というプレイヤーがどれだけ影響力があるのか分かりますよ!
三井寿:元MVPシューター! 現在でもそのシュート力は健在で、シュートだけでなくスタミナの無さを除けば1on1でも流川に食い下がれるほどバスケの実力もあります。
映画ではリョータとの新エピソードが追加されているので、原作補完にもなります。みんな大好きミッチーも映画で大活躍です♪
赤木剛憲:湘北のキャプテン!通称ゴリ! その威圧感は圧倒的と言われる大黒柱! 考えすぎるといつものプレイができなくなってしまう欠点があります。 今回ではリョータとの過去や先輩からの嫌味など、原作では語られていない話がもりこられています。
試合パート
ファン待望山王戦!!!
映画をご覧になった方は分かると思いますが、
これはファンが是非やってほしいと願った試合!!
オープニングから手書きの湘北選手たちが登場していき、TheBirthdayの【LOVE ROCKETS】のベース音が流れていきます。そして段々上から山王選手が歩いてくる描写で再現されていました。もはや最初からカッコいい✨
初めて見た時は感激の嵐で、映画館の中なのに「うおー」と叫びたくなりましたね♪
映画の尺の都合上大幅にカットされている部分はありますが、スピーディな展開でバスケの試合を見ているような感覚に陥ります。
前半はさっくりと進み、後半は点差を付けられ、それぞれの葛藤から役割に気付き、盛り返していく展開となります。
途中でリョータのエピソードと湘北スタメンのエピソードが挟まれる形で進んでいきます。
また原作とは違った形でキャラの心情が表現されている部分もありました。
例えば赤木が河田に圧倒されて、倒れて動けなくなるシーンで魚住は登場せず、先輩に言われた過去の嫌味を思い出す等、映画オリジナルに変更されています。
そして挿入歌として10₋FEETの【第ゼロ感】が頻繁に使われていますが、「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」で音楽がかかる具合が神がかっていました✨
映画を観た方は「安西先生みたく」震えたのではないでしょうか?(笑)
もちろん最終決着シーンは無声で再現されていて緊張感の中、映画に入り込むことができます! 映画館の誰一人として声や音を立ててませんでした(笑)
そして決着がつき!桜木と流川がハイタッチをするシーンで音が鳴ります!
これは映画で見ると迫力が凄いし感動できます😢
また新規カットも追加されており、リョータが皆を集めて…「俺たちならできる」と言って円陣を組むシーンがあります。
この時の掛け声を赤木がリョータにさせています。「新キャプテンはお前だ!」と言わんばかりの表情でした!
相手チームの主役は沢北?
山王側でもひときわ目立っているキャラがいました!
それは山王エース!
【沢北栄治】です!
もちろんプレーでも目立っている彼ですが…
原作にはないエピソードが追加されており、神社に行きお参りをしながらトレーニングしているストイックな面が見られます。
「俺に必要な経験をさせてくれますように」という彼の願いがあの形で叶ってしまうとは…
原作では泣き虫設定であり、試合後に泣く描写はみられませんでした。でも今回で泣き崩れているシーンも追加されています。沢北ファンは感動しますね😢
原作の「悔し顔」は涙をこらえている顔だったのかもしれませんね✨
次回はTHE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して②リョータの過去と宮城家の物語を書いていきます。