翔陽真の主役?長谷川一志⁉
こんにちは。 おっさんバスケットマンのやまもです!
仕事やプライベートでも普段は目立たないけど、「さりげない気遣い」ができる人っていますよね😀
そんな人には意外性を感じたり、異性の場合はギャップにときめくかもしれませんよね(笑)
自己主張は少ないけど、努力家で、きっちり仕事をこなし、他を引き立てることができる素晴らしい人材ですよね😆
欠点としては前に出ようとしないので、本来持っている力を発揮しきれないというところでしょうか?
ということで、今回はのキャラ考察は
目立たないけれど、ずっといい動きをしている男!
【長谷川一志】です👏👏👏
翔陽の中でも控えめな性格の彼!
そんな長谷川にスポットライトを当て、私なりに考察していこうと思います!
きっと隠された活躍が分かると思います♪
「一志!お前は誰よりも努力してきた!お前に勝てる奴などいない!」
プロフィール
名前:長谷川一志(はせがわかずし)
身長190cm 体重81kg
在学高校:翔陽高校3年生
ポジション:フォワード
背番号:6番
バッシュ:アシックス
備考:中学時代、三井寿とマッチアップして負けている。
劇中の活躍
今回は長谷川が主体なので、翔陽目線で劇中内容を書いていきます。
対湘北戦 ~開始前・前半~
対湘北戦前、おそらく高野に連れられトイレに行きます。
その時、長谷川「中学時代の三井には歯が立たなかったが、今は大したことない。5点以内に抑えるよ。」と宣言しています。
偶然にも個室トイレにいたのは、三井寿(ミッチー)でした。
この言葉がミッチーを刺激することになります。
試合開始! 高さを武器に湘北を追い詰めていく翔陽!!
描写ではミッチーに3ポイントを決められるシーンがありましたが、宣言通り前半は5点に抑えています。
宮城リョータの活躍で流れが変わりそうになりましたが、翔陽5番【花形透】の喝により奮戦しています。
前半は湘北22点・翔陽31点と9点リード、さらにエース藤真を温存することに成功しています。
対湘北戦 ~後半~
後半戦開始!桜木花道が試合に集中し始め、リバウンドを量産するようになります。
すると花形や高野(8番)&永野(7番)もことごとく桜木にリバウンドをもぎ取られてしまいます!
段々と湘北のムードが変わり始め、同点にまで追いつかれてしまいました。
そしてエース藤真が9番の伊藤と交代して登場します。
藤真は翔陽選手の尻を叩き気合いを入れます!
さらに気力アップした翔陽選手と藤真の攻撃力は凄まじく、湘北の勢いを抑え込んでしまいます。
後半のタイムアウト時、長谷川に対し、
藤真「コートではもっと自分を出していいぞ!」とアドバイスしています。
どうにかしてミッチーに一泡吹かせたい長谷川!
長谷川「三井にボックスワンでつかせてくれ!」と進言しています。
藤真は驚いた表情で一瞬「ポカン」としましたが、
藤真「止られるんだろうな?相手は中学MVPだぞ!」
長谷川「任せてくれ!」
藤真は長谷川の【この熱い思いを受け止め】ボックスワンを許しています。
翔陽はゾーンで中を固め、ペイントエリア内では攻めさせないよう布陣しています。
190cm以上の3名に囲まれては、さすがの赤木もどうにもできず、ミッチーにパスを出しています。
すかさずスリーを打つミッチーですが… 長谷川が見事にブロック!
藤真も「一志!」と声をかけ喜んでいます。
その後もミッチーを徹底マークする長谷川!
ミッチーも「こんな動きのいい奴を忘れるはずがねぇ!」と言わしめています。
陵南の越野も「あの6番目立たないけど、ずっといい動きしてるんすよね!」と評価しています。
長谷川にとって倒すべきだった目標でもあるミッチー!
グレてヤンキーになってしまった姿を見て、幻滅して腹立たしい気持ちになった事を思い出します。
そこで逆に中学の試合で言われた言葉をそのままミッチーに返します!
長谷川「三井!お前は俺に勝てない!」
長谷川はミッチーを挑発して、強引にスリーを打たせています。
「力の入りすぎ、フォームもバラバラ入るはずも無い」と確信しています。
見事シュートは外れています。
しかし「止めたい!」という気持ちが強くなりすぎて、ミッチーのシュート時にファウルを犯してしまいます。
ミッチーも「どうすればチームに役立てる?」と考え過去を思い返していきます。
そして中学時代ピンチこそ燃えるはずの男だった事を思い出し【覚醒状態】となっていきます。
スリーポイント時のファウルなので、フリースロー3本与えられます。
3本見事に決められ、5点以内に抑えることは失敗してしまいました。(前半で5点取られている為)
フリースロー後、湘北はオールコートディフェンスを仕掛けます。
長谷川はミッチーの【覇気】に押され、隙を見せてしまいました。
その隙を見逃さなかったリョータにスティールされ、ミッチーにパスが回り、すかさずスリーを打たれてしまいます。
展開が早くなおかつクイックシュートだったため、長谷川はシュートチェックができず、フリーで決められてしまいます。
追いつこうとする翔陽チーム!藤真がシュートしようとしましたが、リョータに見事ブロックされ、ボールを奪われています。
走っているミッチーにパスが渡り、長谷川は回り込むことに成功しますが…
回り込んだ瞬間に、ステップバックされ、再度スリーポイントを決められてしまいます😢
その後も長谷川はミッチーをマークし続けますが…
今回のスリーポイントはシュートチェックに間に合い、ボールには触れなかったものの、バランスを崩させています。
しかし綺麗に入ってしまいます💦
もう誰にも止められないミッチー‼
名シューターである海南6番の神にも「一度入り出すと止まらなくなるタイプじゃないかな?」と評価されています。
この後はルーズボールをミッチーは追い、ベンチに衝突してから体力限界の為、木暮君と交代しています。計20点(スリーポイントは15点)でコートを去ります。
※どうやら1本のスリーは描写外で得点していたと思われます。
流川と桜木が再度活躍し始め、彼らの予想以上の動きに藤真が動揺してしまいます。それを見た他の翔陽選手も動揺してしまい、翔陽は苦しくなっていきます。
試合終盤、桜木の【豪快なダンク】が決まり(オフェンスファウルだったが)流れが湘北になってしまいます。
残り時間、何としてでも勝つために猛攻を繰り出す翔陽でしたが…
流れを味方につけた湘北の【渾身のディフェンス】を押し切ることができず…
翔陽は敗退してしまいます😢
陵南・翔陽混成チーム戦
アニメ話にて湘北へ激励に来た藤真・花形・長谷川!
そこで桜木の提案により、練習試合を組むことになり、湘北VS陵南・翔陽混成チームで練習試合をすることになりました。
この時も長谷川はミッチーとマッチアップして、陵南13番の福田が来るまでは、試合に出続けています。
描写を見る限りミッチーに1本決められています。(おそらくスリーポイント)
それ以外は決められた描写がありませんでした。
福田と交代してからはコートサイドにて、陵南5番の池上と話しています。
長谷川「福田のディフェンス面が不安じゃないのか?」
池上「桜木はミドルが無いから心配ないさ!」
と池上は安心していましたが、リスクも考え油断しないところが長谷川らしいと感じました。
試合後にはミッチーと会話しているシーンがあり、過去のしがらみは無くなったと思われます。
長谷川の活躍はここまでとなります。
長谷川を救いたい…
ブランクのあるミッチーにやられまくってしまった事で、いろんな人から叩かれてしまい、戦犯とも言われてしまう長谷川😢
状況を見ると、彼が一概に悪いわけでもない気がします(-_-;)
その状況を原作とアニメの描写を参考に実際だったらどうかと考察してみました!
1.ミッチーにシュート時のファウルを犯してしまった時
これに関しては「絶対5点以内に抑える」という気持ちが先走りすぎていた感が強いですね💦5点にこだわらなければ、焦らずにシュートチェックに行けたかと思います。
2.後半1回目スリーポイント時
過去を思い出し、覚醒状態となったミッチーの【覇気】により、長谷川は動揺してしまいます。
動揺していたところをリョータにスティールされ、焦っていたと思います。
この時ミッチーは長谷川より後ろにいた事もあり、マークを外してリョータを追っていたと思われます。
スリーエリアまで走ってきたミッチーにうまくパスが回り、迷うことなくクイックで打たれています。
スティールされると、ただでさえ取り返そうと焦りますし、動揺していたところをやられたので、長谷川はかなり「テンパってた」と思います。
3.後半2回目スリーポイント時
これまたリョータのブロックからボールが奪われ、早い展開に持ち込まれています。
ミッチーはスリーエリアより少しゴールよりまで走ってパスをもらっています。
しかし、長谷川が回り込んだ瞬間、ステップバックされてシュートを打たれています。
この瞬間に下がられると正直シュートチェックすら難しいんですよね💦
さらに前が開いてれば、成功率の高いレイアップやゴール下を決められてしまうので、状況的にやや下がり気味に守るのも当然とは感じます。
4.後半3回目スリーポイント時
しっかりとミッチーをマークし、シュートチェックもできて体勢も崩させています。しかし【スーパーモード状態】のミッチーには関係なく決められてしまいます😢
バスケにはGood・Loser(グッド・ルーザー)という考え方があります。
※Good・Loserとは(良い負け方)
「マークし続けて、シュートチェックまでしっかりやったものの、得点されてしまったら仕方ない。」という考え方。
Good・Loserの原理に基づけば、長谷川はマークを外さず、シュートチェックも行けています。ディフェンスとしてやるべきことをやってシュートを決められてしまったので、これは仕方ないと判断します。どんなに体勢を崩してもシュートは入ってしまう事はありますので💦
長谷川はミッチー覚醒の立役者?
長谷川のある意味、功績でもあるのが、挑発する事によりミッチーにあの頃(中学時代の熱い気持ち)の感覚を思い出させたことがあげられます。
長谷川とマッチアップして煽りを受けなかったら、真の意味でのシューター復活はなかったかと思います。
つまり山王戦での高得点をたたき出した状態にならなかった可能性もあります。
決勝リーグ湘北VS陵南戦にて、調子の出ない赤木を目覚めさせようとして挑発する魚住のように長谷川もミッチーを蘇らせたともいえます😀
長谷川は負けたくないという思いから挑発したとは思いますが、結果的にミッチー覚醒に大いに貢献したといえます。
藤真からの評価は花形以上かも⁉
藤真からの長谷川に対しての評価がすごい高いんですよね!
さらに翔陽選手の中で唯一、下の名前で呼ばれています。これだけでも特別感がありますよね😀
藤真の言葉の数々
「誰よりも練習してきたのも、この一志なんだ!」
「3年間努力してきたのはお前だ!お前に勝てる奴はいない!」
「一志はおとなしいのが欠点だ!チームの主役になれる実力を持っているのに…」
こちらの言葉は、長谷川のモチベーションを上げるために言ったわけではなくて、全て【藤真の心の叫び】なんですよね。
チームの主役になれる実力があるってことは、得点源である花形よりもポテンシャルが高いという事になりますよね。
コート上で積極的に動けるようになれば、花形よりも得点を量産できる可能性を秘めている事になります。
もしかしたらディフェンシブなプレイより、オフェンス面で活躍できるプレイヤーなのかもしれません!
長谷川が「三井にボックスワンでつかせてくれ!」と藤真に進言したシーンで、藤真はポカンとしています。
普段発言しない長谷川が熱意を持って、訴えてきたのに驚いただけだと思いますが…
藤真「えっ!そっち? チームの主役になれる一志には得点を取りに行ってほしいんだけどな…」などと違った解釈もできます(笑)
長谷川の小ネタ♪
原作ではいろんなネタがちりばめられています(笑)
普通に読んでるだけでは分からないネタを紹介していきます♪
中学時代
長谷川の中学時代は坊主頭で、ユニフォームに【UMEZAWA】と記載されていました。
【梅澤or梅沢】中学といったところでしょうか?
さらに【4番】をつけていることから、キャプテンをこなしていることも分かります。
当時はミッチーに手も足も出なかったようですが、翔陽に入学していることから、ある程度実力はあったものと見られます。
実は藤真にケツを叩かれてない😳
藤真が伊藤と交代して、翔陽選手に活を入れる為、尻叩きをしますが…
原作のこちらをご覧になっていただきたい!
明らかに長谷川だけケツを叩かれていません(笑)
長谷川はシケたツラをしてなかったんでしょうかね?(汗)
ちなみにアニメ版では最後にケツを叩かれています!(よかったね長谷川♪)
「お前は俺に勝てない!」
こちらは中学時代マッチアップしたミッチーに「お前に俺は止められないぜ!」と言われた事を返した言葉になります。
実はこの元ネタはNBAバスケの神様と言われるマイケル・ジョーダンがマッチアップした選手に言い放った言葉になっています。
長谷川はミッチーに言い返しましたが、何本も3ポイントを決められ、さぞ悔しい思いをしたかと思います😢
まとめ
いかがだったでしょうか?
長谷川についてまた違った目線で見ると新たな発見が出てきたのではないかと思います。
- 劇中ではミッチーに連続スリーを決められているが、仕方のない状況が多い。
- 陵南・翔陽混成チームではミッチーを完封?
- 長谷川が煽らなければミッチーは山王戦で活躍できなかった可能性あり。
- 藤真からの評価は翔陽の中で1番♪
- 出身中学は「梅澤or梅沢」中学でキャプテン!
- 唯一藤真にケツを叩かれていない(笑)
- 「お前は俺に勝てない!」はマイケルジョーダンのセリフだった!
控えめな性格が弱点な長谷川!
藤真の言う通り、コート上で自分を表現できるようになれば、翔陽の主役になれる=エースになれる可能性があるとも取れます。
努力家であり藤真からの評価は翔陽選手の誰よりも高いこともうかがえます。
優しすぎる面がプレイを狭めてしまい遠慮してしまうのでしょうか?翔陽はどちらかというと前に出たい選手が多いですからね(汗)
原作では悔しい思いをした長谷川ですが、冬の選抜では積極的にプレイして、藤真や花形を超えるような活躍をしてほしいと願っています。
自信の無さゆえに真の力を発揮できない、世の中にも同じような境遇で悩んでいる方もいらっしゃると思います。
それでも努力を認めてくれている人がいたり、続けていることで必ず力はついていると思います。
殻を破ったら、凄い人になれるのかもしれませんよ!!
ということで長谷川一志について考察していきました。
またスラムダンクキャラ考察もしていきますので、
次回もやまもバスケブログをよろしくお願いします♪
THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して③全体的な感想・まとめ(ネタバレあり)
こんにちは! おっさんバスケットマンのやまもです!
今回はTHE FIRST SLAMDUNKの全体的な感想・まとめをしていきたいと思います。
映画を観ての【個人的な感想】と【疑問点】
【他の人達の考察動画】等で出てきている批判意見などを述べていきたいと思います。
今回も【ネタバレ】を含みますので
映画を観ていない方は自己責任の下お読みくださいm(__)m
THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して①では登場人物とメイン試合
THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して②ではリョータの過去と家族物語
を紹介しています。
全体的な感想!
・何といっても、山王戦を映像化してくれたことが本当にそれだけで感動です😢
スピーディ感とリアリティがほんとの試合を見ている感覚になります。漫画では再現できない描写で「実際はこうなんだ!!」とほかの試合も観たくなりました♫
・声優さんも一新されましたが、特に違和感なく聞くことができました。
私はアニメのスラムダンクから入った人なので、当時の声優の【草尾氏、緑川氏、塩屋氏、置鮎氏、梁田氏】でやってくれるのかなぁ✨と期待していました!
ですが公開前の発表で声優一新となり、びっくりはしましたが、批判はありませんでした。
当時の桜木CVの草尾氏も「桜木のテンションを維持するのは正直きつかった…😅」とコメントしてたらしいですからね(汗)
当時の声で聞きたかった気持ちはありますが、致しかたない事かと思ってました。
いざ聞いてみると、そんな問題なくスーッと聞くことができて入り込むことができました✨
・原作でリョータの過去を語っていなかったので、語りやすかったのもあるかもしれませんが、個人的にも2番目に好きなキャラクターです。
なので主役としてブラッシュアップしてくれたことがうれしいです♪
ドラマパートでリョータの家庭事情を知ることができて、一部自分にも似てるところがあったので、感情移入して何度も泣きそうになりました😢
余裕そうに見えるリョータも実は「吐きそうになるほど緊張」している。だけど悟られないよう飄々とする。原作では見られないリョータの内面が分かり、なおさら好きなキャラになりました♫
・彩子さんが姉御というより「面倒見のいいお姉さん」になっていました!ビジュアルもアニメ時より美人になっていて、まさに「あやちゃん💛」という感じでした(笑)
・最初はプロ―モーションのやり方で心配しましたが、内容を一切明かさない方法で妄想を膨らませてくれました✨
だからこそ山王戦をやってくれたことで大きく感激することができたと思います‼
気になる点・疑問点?
・何となく気になる点は、CGのなので仕方ないことですが、表情が硬くなってしまっている面ですね💦なので疲労感や表情の変化があまり感じにくかったことがあります。
・あとはなぜ最後、アメリカで沢北と対戦するのは「流川」じゃないの?と思ったところですね。
こちらは色んな方々の考察サイトを拝見したことで、納得できました。どうやらスラムダンク奨学金制度を使い高校卒業後アメリカの養成学校に通っているのではないか?という説が濃厚ですね。
※スラムダンク奨学金制度とは
井上雄彦先生が高校卒業後、大学やプロを目指しアメリカで競技できる意思と能力を持ちながら経済的理由もしくはその他理由で、その夢をかなえらえれない若い選手を支援する制度。
プレップスクールという私立訓練校に通い、競技・英語等の勉強をしてアメリカの大学等のスカウトを狙ったり、プロを目指したりしていく。
奨学金原資:スラムダンク印税・(有)アイティープランニング・(株)集英社
考察チャンネル等でよくみる批判
映画を拝見後、いろんな方の考察動画等を見させていただきました。
やはり賛否両論はあり、色々な不満点も出てきていました。
名言の大幅カット
映画の尺上、厳しい面がありますが、山王戦はほぼ名言のオンパレードです!聞きたかった名言がカットされてしまって残念に思う人は多いそうです💦
私も最後の「左手は添えるだけ…」を言ってほしかった気持ちはあります(-_-;)
ほかには
魚住の未登場と「華麗な技を持つ河田は鯛!お前は鰈だ!泥にまみれろよ!」
桜木の「大好きです今度は嘘じゃないです!」
流川に対する仙道さんの「お前に負ける気がしねぇ!」のやりとり
など全カットしてるので、キャラに感情移入しにくいという意見がありました。
確かに各キャラの名言がカットされているのはさみしいことで、感情移入しにくいというのは分からなくないですが…
今回の主役はあくまでリョータなので、ほかのキャラを濃くしてしまうと、リョータの主役感が薄くなってしまうから?とも捉えました。
一応レギュラーサブキャラ扱いの【桜木】は目立ってましたからね!
やっぱそれだけ影響力のある選手という事なんでしょうね✨
原作やアニメのコミカルさを期待していた
原作やアニメでは所どころギャグ要素が盛り込まれていて、笑わせてくれるポイントがたくさんありました。
今回の映画で、「アニメのノリ」を期待して観に行った方には受け入れにくかったそうです💦たしかにギャグ要素は最小限にされ、真面目な展開になっているのは否めないですが…
山王戦自体ギャグ要素はあまりないですが…
桜木のダブドリや赤木にカンチョーをして殴られるシーンもさっくり描かれています。
個人的には今回の映画でコミカルさを出してしまうと展開やテンポが悪くなる気はします(-_-;)
声優に違和感
やはりこれもアニメの印象が強く残っているのが原因になってるのかもしれませんね💦
プロモーションのやり方や公開前インタビューの批判からいい印象が無かったのも否めませんが(-_-;)
特に桜木花道のCVである「木村昴」氏はドラえもんのジャイアンのイメージが定着しているのもあり、合わないという意見をよく聞きます😢
正直公開前のボイスでは私も合わないかも💦と思っていましたが、いざ公開されたらむしろ桜木のお調子者感が出てむしろ味があって違和感がなくなりました。
私は声優が変更してから「ドラえもん」を見ていないので、ジャイアン=木村氏のイメージがあまりなかったからよいのかもしれません。
今後の映画の見通し?
ファンに1番と言っていいほど人気の山王戦をやってしまった事で、続きは難しいという意見もありますが…
まだ映像化されていない試合があります!!
そう!インターハイ初戦の「豊玉戦」です!
ここからは私の個人的な予想になりますが…
今回やや影が薄いかな?と感じたのが【流川】なんです。
リョータとのやり取りが少なかったからというのもありますが…
仙道さんとの振り返りシーンもカットされているので、試合以外での彼の様子がイマイチ分かりにくいんですよね😅
逆に言えば、流川の過去が明かされていないので、描きやすいのではないかと思います。
豊玉戦は流川が「日本一の高校生になる」という目標をもとに挑んだ初試合で、南のラフプレーで目を負傷しながらも懸命にプレイする描写があります。
この試合でもひときわ目立っていましたので、今回と似たパターンにするのなら、THE SECOND SLAMDUNKはスピンオフ流川になることも考えられます。
流川の過去で、何故バスケに没頭してきたのか?1on1にこだわるのか?寝てばかりいるのか?(笑)などの理由を明かしながら、豊玉戦を流川視点で描いていくなど…想像が膨らみます♫
まとめ
いかがだったでしょうか?
もう感動して3部作になってしまう有様💦
それだけ待ち望み、楽しみにしていた映画で、2回以上見に行った映画はこれが初めてかもしれません✨
今回の記事内容をざっくりまとめると…
- 主人公はリョータ
- ヒロインは母のカオルさん
- キーパーソンは兄のソータ
- メイン試合:【山王戦】
- ドラマパート:「リョータがバスケをする理由」と「宮城家の家族物語」
- 自己評価的にはもう最高♫ レビューもおおむね高評価!
- やはり賛否両論はある😢
- THE SECOND SLAMDUNKがあったら流川が主役?
というところです♫
DVD発売が待ち遠しい✨ どんな特典が付くのか楽しみですし、あの感動をいつでも見れるというのが…「焦がれて焦がれて待ちきれないんだ✨」
ということで今回の記事は以上になります。
今後も、「やまもバスケブログ」をよろしくお願いします🥺
THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して②リョータの過去と宮城家物語(ネタバレあり)
こんにちは! おっさんバスケットマンのやまもです!
「THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して」の第2弾になります!
今回は
【リョータの過去・宮城家物語】
をメインに記事を書いていきます。
なお【ネタバレ全開】なので
映画を鑑賞していない方は自己責任のもと読み進めてくださいm(__)m
今回の映画は山王戦だけでなく、原作で描写が少なかったリョータに光を当てています。
登場キャラクターは前回のTHE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して①を参照してください。
なおセリフや言い回しが違う部分もありますが、そのようなニュアンスとして捉えてくださいm(__)m
彼の過去やバスケに対する思いと家族関係など、今まで見てきた【宮城リョータ】のイメージとは違う一面が見られます。
- リョータは沖縄出身
- ソータとの別れ
- 沖縄から神奈川へ
- 湘北入学 ~赤木との出会い~
- 三井との確執とバスケをやる意味?
- リョータ再び沖縄へ! ~兄への思いとバスケをする理由の確立~
- 最強山王への挑戦!と息子と母の想い!
- インターハイ後 ~母との和解・新たなる挑戦!~
リョータは沖縄出身
リョータは沖縄生まれで、父、母(カオル)、兄(ソータ)、妹(アンナ)の5人家族でした。
幼いころから兄ソータとバスケをして育っています。ストリートコートで1on1しつつ兄にドリブルを鍛えられている描写が見られました。
おそらく漁師である父親が水難事故で亡くなり、ショックのあまり仏壇の前で座り込んでいるカオルさんにソータが寄り添っています。
ソータはカオルさんに対し「俺がこの家のキャプテンになるよ!」
リョータに対しては「俺がキャプテンでお前が副キャプテンだ!」
【母ちゃんを俺たちで支えていこう!】と決心するのでした。
ソータとの別れ
ソータのバスケの実力は凄まじく、他チームが全くかなわないほどに圧倒していました。 バスケ選手としても期待できる矢先…
ある日 リョータと1on1をしてましたが、途中で切り上げて友人と船に乗り釣りへ出かけてしまいます。途中でやめられたことから、まだ幼いリョータは逆上してしまい「もう帰ってくんなバカアニキ!」と言ってしまいます。
これが【後悔の念に駆られてしまう言葉】になります…
ソータも水難事故で帰らぬ人となってしまいます…
ソータが亡くなった後も、懸命にバスケをするリョータ!健闘はするものの、1軍相手選手には敵わず…「兄に比べれば大したことない」と言われてしまいます。
さらに外野のおじさんも「弟はダメだな!」と言ったりソータの事故死の事を話してしまいます。それを聞いたカオルさんも試合を見ていて【兄と比べられてリョータが傷つく】のを見たくないのと【ソータを思い出したくない】気持ちが強くなってきます。
ちなみに妹アンナはおじさんたちに「ソーちゃんは泳いで遠い島で一人で暮らしてるんだよ!」と強気な発言をしています。
自宅にてソータの遺品を見ているリョータ!そこへカオルさんが引っ越しの準備をすると言い放ち、ソータの遺品を捨てようとします。
リョータは捨てさせないように必死に抵抗し、取っ組み合いの親子喧嘩をしてしまいます。
「ソータを忘れたくない」リョータ、「ソータを忘れたい」カオルさん…
この出来事で2人に大きな溝ができてしまう事になります。
沖縄から神奈川へ
神奈川の団地へ引っ越してきた宮城家!
新天地でも順風満帆とはいかないリョータでした…
中学校では見た目のチャラさと人見知り具合が重なり、人を寄せ付けないオーラを出してしまっていました。
さらに近所でバスケすると団地のおばさんに「うるさい」と叱られ、何とか見つけたストリートコートにて一人でバスケをしますが…「話しかけるなオーラ」を出してしまって他人からバスケ一緒にやろうと誘われませんでした。
しかし、そこで運命的な出会いがあります!
「君、小学生?」と声をかけて1on1をしてくれた中学生がいました。
まさにその少年こそ、みんな大好き【ミッチー】こと三井寿でした!
湘北入学 ~赤木との出会い~
湘北バスケ部に入部したリョータ!ここでも問題が発生します。
部活の練習中、1つ上の先輩である【ゴリ】こと赤木剛憲との関係も良好ではありませんでした。
赤木「声を出せ!宮城!」と叱られて、
リョータ「そんなの俺のキャラじゃねぇし!」と思っています。
パスをもらおうとした赤木にリョータはビハインドバックパスをしますが… パスを取れなかった赤木💦
赤木「なんだ?あのオシャレ技は!」
リョータ「こっちのほうが早いし、敵に読まれにくいのに…」
取れないほうが悪いという雰囲気を出している。など、この時は赤木ともうまくいっていない様子が描かれていました。
インターハイ予選の試合にて、リョータは背番号15番で1年生ながらユニフォームをもらっていました! 試合を見てふがいない先輩たちを見てイライラしている様子が隠せませんでした。
試合後、3年生の竹中が「お前は1年持たないだろうなぁ宮城!それにカタブツ赤木と問題児宮城が上手くやれるわけない。」
竹中をにらみつけるリョータ!
竹中「前からお前の目つきが気に入らねえんだよ!」
赤木が割って入り、
赤木「宮城はパスができます!」
と先輩からリョータをかばってくれた赤木!
リョータは赤木が自分の事を認めてくれていたことを理解して、嬉しそうな描写がありました。
おそらくですが、見た目と割と人見知りな性格から他人に勘違いされてばかりで「自分の良さ」に気付いてくれる人が少なかったのでしょう!
ここから赤木の事を信頼していくようになり、「ダンナ」と呼ぶようになったのでしょうね😀
三井との確執とバスケをやる意味?
湘北でバスケを続けるリョータ!ヤスこと後の理解者ともいえる安田と下校しています。
安田「赤木キャプテンはリョータに期待しているから厳しいんだよ!」と励ましていました。
すると前方から、ロン毛になりグレた三井が来ました!「小せぇなぁ」とリョータを挑発する三井!そこで中学時代ストリートコートで1on1してくれた相手だと気付きます。
去り際にリョータは「いつでも1on1してやるよ!負けたら坊主な!」と言って逃げています。
三井は堀田番長に「あいつつぶすぞ!」と言い放ち、原作にもある屋上での喧嘩シーンと繋がります。
屋上での喧嘩シーンは少し描写が追加され、病院送りになった原因はこの喧嘩ではないことが分かります。
ボコボコにされたリョータ… 舞い降りる雪を見て、「ゴミみてぇだな…」と自分の存在意義を考えてしまいます。
傷ついたリョータ… バスケで他者とうまくいかない… 家庭でも親子関係がぎくしゃく… 「自分がバスケをしてる理由は?」とやるせない気持ちで原付を走らせます!
トンネルを抜けると、そこにあるはずが無い【沖縄の風景】がリョータの目の前に広がります。その風景を思い出して哀愁、懐かしさを感じています。 しかし無意識で原付を走らせてしまったため、おそらくですが転倒事故を起こしてしまいます。
目が覚めると病室のベッドの上で、アンナとカオルさんに看病されていました。
リョータは「沖縄に行ってきたぜ…ヘヘッ…」と急に言い出し、
カオルさんは一瞬間を置き「なに考えてんのあんた!」と言い放って病室を飛び出て、廊下で泣き崩れています。
カオルさんはリョータがよくわからないことを言いだした事にキレたのもありますが、「リョータまで失ってしまうかもしれない」という心配もしていたかもしれません。
「無事でよかった」という安堵の気持ちと「心配かけて」と思う気持ちゆえ、キツい物言いで答えてしまったのかと思います😢
後にあるワンシーンで部屋でリョータが倒れている場面は、リョータを失った時のことをカオルさんが想像したのかな?と思いました。
リョータ再び沖縄へ! ~兄への思いとバスケをする理由の確立~
沖縄へ里帰りするリョータ!その風景は住んでいた時と変わらず、懐かしさを感じていました。
「バスケだけが生きる支えだった…」堤防で立ちすくむリョータ
雨が降り出したので、雨宿りをするために海岸の秘密基地に向かいます。
海岸の秘密基地は偶然にもそのまま残っており、ソータが残していった、ほこりまみれのバッグの中身を開きます。
すると「絶対王者を倒す」と書かれた【週刊バスケットボール】と【ソータのリストバンド】が出てきました。
秘密基地の中でソータとの想い出を思い出し、リョータは涙しながら自分は何のためにバスケをしてきたのかを考えます。
兄と唯一繋がっているバスケ!
兄の果たせなかった「想い・約束・夢」
これを自分が叶えるんだ!とリョータは再確認してバスケをする理由を確立します!
目標ができて吹っ切れた様子で、気持ちが高ぶり、ストリートコートでハンドリング練習、砂浜でシャトルランをしました。
この後、湘北バスケ部に復帰して様々な事件を乗り超えていきます。
おそらく、原作に登場しているリョータはこのやり取り後なんでしょうね!
吹っ切れたからこそ、相手に余裕を見せる。人見知りもせず、飄々としている(むしろ茶化す)など原作のリョータのイメージが定着する形となりますね😀
だけどリョータの内面は「いつも心臓バクバク、でも必死に平気なふりをする!」という兄の言葉を体現しています。
彩子さんからも「そう?あんたいつも余裕そうに見えるけど?」と言われるくらい周りには弱さを見せなくなっています。
原作でのバスケを続ける理由は「彩子さんに喜んでもらいたい」という理由でした。
映画では【ソータの思いを受け継ぐ】に変更されていますね😀
最強山王への挑戦!と息子と母の想い!
インターハイ開会式の前日、宮城家ではリョータの誕生日としてケーキがふるまわれていました。板チョコにはソータ&リョータと書かれていて、半分に割り自分のほうを手で砕いています。
アンナ「ソーちゃん今年で何歳だっけ?」
リョータ「20歳」
アンナ「生きてたらね。」
その言葉にリョータとカオルさんが反応しています。
アンナ「ソーちゃんの写真飾ろうよ…忘れたくないからさ…」と提案しています。
カオルさんも思うところがあったのか、リョータの部屋に行き、改めて「誕生日おめでとう」と伝えます。その後、玄関でソータの幻影を見ます。
リビングで過去のビデオを見返し、ソータとリョータの思い出を再確認してクスッと微笑んでいました。
自室で、カオルさん宛てに手紙を書くリョータ!
初めは「いつも迷惑かけてすみません。生きているのが僕でなければ…」と書いていましたが、それを捨てて文章を変えています。
「ソーちゃんを思い出しちゃうからバスケなんて嫌だよね!でも一度もバスケをやめろと言わなかったね!続けさせてくれてありがとう!」
という内容に書き変えています。
海岸で手紙を読むカオルさん…リョータなりにソータの死を乗り越えようとしていることを悟ります。
カオルさんはリョータが自分に歩み寄ってきてくれているのに「ソータの死を無理やりしまい込んで、乗り越えようとしていないのは自分じゃないのか?」と思うようになります。
居てもたってもいられなくなったカオルさんはインターハイ会場に足を運びます。
するとちょうど「深津と沢北」という最強コンビにゾーンプレスされているリョータを目撃します!
カオルさんは思わず「行け!行け!」と声に出しています。
そしてリョータは見事、最強コンビを抜き去ります!
インターハイ後 ~母との和解・新たなる挑戦!~
インターハイ後、海岸でたたずむカオルさんの横にリョータが距離を開けて座ります。
カオル「山王どうだった?」
リョータ「怖かった…」
カオルさんは微笑み、リョータに歩み寄ります。
本当は「がんばったね」と抱きしめたい気持ちもありますが、リョータの肘を上下にさすっています✨
リョータ「なんだよ?(照)」
カオル「背伸びた?」
リョータ「まさか!4日で伸びる訳ねーじゃん(照)」
カオル「…おかえり!」
リョータ「///ただいま…」
この会話後、リョータはソータのリストバンドをカオルさんに渡しています。
おそらく引っ越し後からまともに会話をしてこなかった2人!
お互い【ソータの死を乗り越える】ことで、わだかまりを無くすことができました。そして宮城家のテーブルに「ソータの写真」が飾られることになります✨
時は流れ、沢北がアメリカで中村記者に取材を受けています。
そして沢北の相手チームになんと…リョータがいました😳
アメリカでの試合開始のシーンで幕を閉じます!
【THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して③全体的な感想・まとめ】 に続く…
THE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して①(ネタバレあり)
こんにちは! おっさんバスケットマンのやまもです!
スラムダンクの映画が公開されましたね!
私は初め12月3日に観に行く予定でしたが…
コロナウイルスに感染してしまい(汗)観に行けなくなってしまいました😢
一緒に行く予定だった友人に申し訳ない…m(__)m
ですがその後改めて、観に行くことができました!
なんせムビチケ5枚買いましたからね(笑)
ということで今回は【THE FIRST SLAMDUNK】について簡単な内容と私なりの感想・考察を述べていきたいと思います♫
なお【ネタバレ全開】なので、
映画を見ていない方は自己責任の上、読み進めてくださいm(__)m
またセリフや言い回しが違うところもありますが、そんなニュアンスということで捉えてください。m(__)m
「俺たちなら…できる! 1・2・3勝つ!!!」
今回のメインキャラクターは?
主人公【宮城リョータ】
今回の主役は公開前映像でもわかる通りですが…
湘北の切れ込み…いや💦 切り込み隊長!「りょーちん」こと
【宮城リョータです!!!】👏👏👏
説明不要!湘北のスタメンポイントガード!
身長168cm体重59kgと上背はないですが、素早いクイックネスと広い視野を持っている神奈川でもトップクラスのガード!!!
神奈川2強と呼ばれた【牧真一】と【藤真健司】に割って入れる実力がある選手です♪
原作にて藤真(178cm・66kg)といい勝負をして、牧(184cm・79kg)を前半抑えるなど、フィジカルの差があっても食いついていける実力は化け物レベルなんですよね😅
いつも飄々として余裕を見せ、実は仲間思いで、後輩の面倒見もいいという✨
彼のキャッチコピーである「問題児」という感覚をあまり感じないキャラでもあります💦
今回で沖縄出身であることが分かり、肌色が黒めに描かれているのもこの設定が元々あったからなのかもしれませんね!
映画ではリョータ中心の試合パートとドラマパートが交互に語られています。
メインヒロイン?【宮城カオル】
リョータといえば「あやちゃん!」のイメージがあると思います。
しかし今回の映画でクローズアップされている女性は彩子さんではなく…
【宮城カオル】
そう!「リョータの母ちゃん」です😳
公開前映像では浜辺で、たたずんでいる女性でしたね😀
後述しますが、リョータとの親子関係に関するエピソードが中心となるので、必然的にメインヒロインポジションになるんですよね!
夫と長男を失って薄幸の女性として描かれています。
リョータとの親子関係は「ソータへの思いの違い」で溝ができてしまっています。
宮城家の緩衝材?【宮城アンナ】
主人公はリョータ、ヒロインはカオルさん! ギクシャクしている二人ですが、その橋渡しポジションでもあるのが、
【宮城アンナ】
幼いころに父と長兄を亡くしているので、記憶が少ないのもあり、リョータとカオルさんみたくソータの死を引きずっている描写はみられませんでした。
逆に言うと空気を読めないところもあるので、亡きソータに対する言動で、リョータとカオルさんがピクリと反応してしまう事が見られました。
良くも悪くも安定した精神の持ち主です。
今回のキーパーソン【宮城ソータ!!】
今回の映画の軸となるのはリョータの兄!
【宮城ソータ】
宮城家長男!小学6年生の時点で高身長で、バスケセンスの塊でもあるキャラクター!
地元では敵無しなくらいに強く「打倒山王」を夢見ていました。
リョータにとってはバスケの師匠でもあり、ある意味コンプレックスにもなる存在です。
友人と釣り船に乗り、水難事故により帰らぬ人となりました…
この事件によりリョータとカオルさんの心に深い影を落とします。
もちろん湘北メンバー勢ぞろい♫
スラムダンクと言ったら湘北スタメンメンバーでしょう!
彼らも映画で大活躍します♫ こちらでは簡単にキャラ説明します。
桜木花道:原作・TVアニメでの主人公!素人ながら持ち前の運動量と身体能力・明るく負けず嫌いでチームのムードメーカー!リョータともコンビネーションを見せます! 違う目線で桜木を見ると彼がいかに頼もしい存在か分かります✨
流川楓:湘北のエース!個人プレーが目立つが、強気なプレイでチームの勝利に大きく貢献しているイケメン! 物応じないメンタルと向上心を持ち、壁にあたれば当たる程喜べるチャレンジャーでもあります。
流川というプレイヤーがどれだけ影響力があるのか分かりますよ!
三井寿:元MVPシューター! 現在でもそのシュート力は健在で、シュートだけでなくスタミナの無さを除けば1on1でも流川に食い下がれるほどバスケの実力もあります。
映画ではリョータとの新エピソードが追加されているので、原作補完にもなります。みんな大好きミッチーも映画で大活躍です♪
赤木剛憲:湘北のキャプテン!通称ゴリ! その威圧感は圧倒的と言われる大黒柱! 考えすぎるといつものプレイができなくなってしまう欠点があります。 今回ではリョータとの過去や先輩からの嫌味など、原作では語られていない話がもりこられています。
試合パート
ファン待望山王戦!!!
映画をご覧になった方は分かると思いますが、
これはファンが是非やってほしいと願った試合!!
オープニングから手書きの湘北選手たちが登場していき、TheBirthdayの【LOVE ROCKETS】のベース音が流れていきます。そして段々上から山王選手が歩いてくる描写で再現されていました。もはや最初からカッコいい✨
初めて見た時は感激の嵐で、映画館の中なのに「うおー」と叫びたくなりましたね♪
映画の尺の都合上大幅にカットされている部分はありますが、スピーディな展開でバスケの試合を見ているような感覚に陥ります。
前半はさっくりと進み、後半は点差を付けられ、それぞれの葛藤から役割に気付き、盛り返していく展開となります。
途中でリョータのエピソードと湘北スタメンのエピソードが挟まれる形で進んでいきます。
また原作とは違った形でキャラの心情が表現されている部分もありました。
例えば赤木が河田に圧倒されて、倒れて動けなくなるシーンで魚住は登場せず、先輩に言われた過去の嫌味を思い出す等、映画オリジナルに変更されています。
そして挿入歌として10₋FEETの【第ゼロ感】が頻繁に使われていますが、「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」で音楽がかかる具合が神がかっていました✨
映画を観た方は「安西先生みたく」震えたのではないでしょうか?(笑)
もちろん最終決着シーンは無声で再現されていて緊張感の中、映画に入り込むことができます! 映画館の誰一人として声や音を立ててませんでした(笑)
そして決着がつき!桜木と流川がハイタッチをするシーンで音が鳴ります!
これは映画で見ると迫力が凄いし感動できます😢
また新規カットも追加されており、リョータが皆を集めて…「俺たちならできる」と言って円陣を組むシーンがあります。
この時の掛け声を赤木がリョータにさせています。「新キャプテンはお前だ!」と言わんばかりの表情でした!
相手チームの主役は沢北?
山王側でもひときわ目立っているキャラがいました!
それは山王エース!
【沢北栄治】です!
もちろんプレーでも目立っている彼ですが…
原作にはないエピソードが追加されており、神社に行きお参りをしながらトレーニングしているストイックな面が見られます。
「俺に必要な経験をさせてくれますように」という彼の願いがあの形で叶ってしまうとは…
原作では泣き虫設定であり、試合後に泣く描写はみられませんでした。でも今回で泣き崩れているシーンも追加されています。沢北ファンは感動しますね😢
原作の「悔し顔」は涙をこらえている顔だったのかもしれませんね✨
次回はTHE FIRST SLAMDUNKを鑑賞して②リョータの過去と宮城家の物語を書いていきます。
フィジカル最強キャラ?【内藤鉄也⁉】
こんにちは! おっさんバスケットマンのやまもです!!
バスケにおいてフィジカル面が大きなアドバンテージになりますよね!
身長が高い人はリバウンドが取れるし、ブロックされにくい。
体重が重い人はコンタクト(当たり)に強いし負けない。
両方兼ね備えている人はホント【才能の塊】だと思います。
「デカいだけ?結構じゃないか! どんな名コーチでもデカくすることはできん!!」
ただ、才能の無い私でも【体重だけ】は増やすことができるぞ(笑)
ということで、今回はスラムダンクでのフィジカル最強キャラについて語りたいと思ます。
「スラムダンクの体格最強キャラって森重か河田弟じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は三浦台高校に所属する…最強マッチョ!!
【内藤鉄也】です!!
「誰?」と思う人もいるかもしれませんが、原作には登場しないアニメオリジナルのキャラクターです。
この内藤というキャラ、身長・体重の体格バランスが異常すぎるんです💦
さらに普通に身体能力も高く、ある程度バスケの能力もあるチートキャラです。
こんなキャラがいるのに湘北は114対51で圧勝しています。
ということで最強能力があるキャラなのに恵まれない内藤を掘り下げて、魅力に気付いていただけたらと思います(笑)
続きを読む福ちゃんと承認欲求?
こんにちは!おっさんバスケットマンの「やまも」です。
皆さんは叱られて伸びるタイプですか? それとも褒められて伸びるタイプですか?
私は叱られると落ち込んで、すぐしょんぼりしてしまいますが(汗)
褒められると、すぐ調子に乗ってテンションMAXになり、やる気全開になります!(単純な奴)
スラムダンクでも陵南の田岡監督が仙道さんと福田(福ちゃん)の指導方法で、仙道は褒めて伸ばす! 福田は叱って伸ばす! という教育方法をとっています。
初めは我慢していた福ちゃんでしたが…
1年間のストレスが積に積もり、田岡監督に「ほわちゃぁ!!!」してしまう結果になります(汗)
そう!今回は人間の普遍的な欲求である【承認欲求】について書いていきます。
福ちゃんはスラムダンクキャラの中でも特に「承認欲求」が強いキャラだと思います。
その場面を振り返り、承認欲求について改めて確認していきましょう。
そうすれば自己分析ができてプライベートや職場生活などでも上手に対応できるようになるかもしれません♫
もっと…記事を読んでくれ…(ふるふるふる)
※福ちゃんをディスるみたいに感じるかもしれませんので、福ちゃんファンの方はご注意してお読みください。
続きを読む海南影の実力者!!武藤正!
こんにちは!おっさんバスケットマンの「やまも」です!
あまり目立たなくても裏ではいい活躍をしている人っていますよね?
縁下の力持ちがいることで主役やエースが目立つ役割もありますし、仕事がやりやすくなったりなど、様々な恩恵与えてくれる重要なポジションですよね♪
ちなみに私はバスケにて華があるプレーはできませんが、【変な動き】をするので目立ってしまうというジレンマがあります(笑)
スラムダンクの中でも数多くのマイナーキャラがいますが…
その中でも全国2位の強豪校
「海南大付属」
中学時代のエースが集まり、練習が厳しく辞めていく中で最後まで残り、ユニフォームをもらった選手は相当の努力家と言われています。
そんな海南のスタメンでも原作にて見せ場があまりなかったキャラがいますよね?
そう厳しい海南で3年間頑張ってきた男!
【武藤正】
について書いていきます。
海南のスタメンは血のにじむ努力をしたという「強キャラ」のはずですが…
なんかパッとしない武藤君😅
目立たないけど、あの海南でスタメンなので弱いはずがないと思います。
そこで彼の活躍を振り返り、どんな実力者なのか探っていきましょう♪
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