やまもバスケブログ

初心者おっさんバスケットマンによるブログ!!

海南影の実力者!!武藤正!

こんにちは!おっさんバスケットマンの「やまも」です!

 

あまり目立たなくても裏ではいい活躍をしている人っていますよね?

縁下の力持ちがいることで主役やエースが目立つ役割もありますし、仕事がやりやすくなったりなど、様々な恩恵与えてくれる重要なポジションですよね♪

 

ちなみに私はバスケにて華があるプレーはできませんが、【変な動き】をするので目立ってしまうというジレンマがあります(笑)

 

スラムダンクの中でも数多くのマイナーキャラがいますが…

 

その中でも全国2位の強豪校

 

「海南大付属」

 

中学時代のエースが集まり、練習が厳しく辞めていく中で最後まで残り、ユニフォームをもらった選手は相当の努力家と言われています。

 

そんな海南のスタメンでも原作にて見せ場があまりなかったキャラがいますよね?

そう厳しい海南で3年間頑張ってきた男!

 

【武藤正】

 

について書いていきます。

海南のスタメンは血のにじむ努力をしたという「強キャラ」のはずですが…

なんかパッとしない武藤君😅

 

目立たないけど、あの海南でスタメンなので弱いはずがないと思います。

そこで彼の活躍を振り返り、どんな実力者なのか探っていきましょう♪

①プロフィール

出典:©井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション #49
  • 名前:武藤正(むとうただし)
  • 身長:184cm
  • 体重:75kg
  • 在学高校:海南大付属高校3年生
  • ポジション:パワーフォワード
  • 背番号:9番

 

②原作での活躍

まずは原作にて武藤の活躍を振り返っていきましょう!

対湘北戦

完全版9巻から登場!

初めは同じパワーフォワードということで桜木とマッチアップしていた様子です。

桜木に宮益が着いてからどうやら三井をマークし、桜木のゴール下シュートをリバウンドしています。

 

翔陽戦の分析から、三井(ミッチー)に張り付いていて動きを封じています。

ミッチーからも「もう戻ってやがる!こいつら人間か?」と言わせるほどのスタミナと足の速さを発揮!

 

その後、湘北は「牧と神」を抑えるために作戦を立てます。

湘北は4人でゾーンを敷き、牧の侵入を防ぐ。

神に対しては桜木が張り付き、3Pを封じる作戦に出ました。

これには欠点があり、ほかの選手がフリーになります!

 

ここでフリーになった武藤君! シューッ!!!

出典:スラムダンク完全版11巻より

湘北陣の祈りが通じたのか(笑)

フリーでシュートを外してしまいます(汗)

 

その後は宮益と交代することになり、

高頭監督は「これで小細工はない!」と言っています。

ん? 武藤=小細工?

彼も3年間頑張ってきた男なのに… 扱いあんまりだ…😢

 

対陵南戦

陵南との試合では同じポジションの福田(福ちゃん)とマッチアップしています。

ここでは何と完全噛ませ犬扱い(汗)

何度もマーク外されて、抜かれたり、シュートを決められています。

出典:スラムダンク完全版13巻より

ミッチーの動きは封じれたのに、なぜ福ちゃんは止められなかったのか…

 

これは私の予想ですが、

武藤君はミッチーみたいな正統派な動きをするプレイヤーは対処できるが…(翔陽戦観戦しているので、ある程度動きが分かっている。)

福ちゃんみたいな、がむしゃらなストリートバスケに近い動きをするタイプには対処できないのかもしれません。(福ちゃんのデータもなかったので)

 

それは後述での見出し内容にも関係してくるかもしれません!!

(④実はこんなところで能力発揮している?)

 

③アニメでの活躍

原作ではパッとしない武藤君…

ですが、アニメでは活躍が追加されています👏👏👏

アニメスタッフが原作での武藤君の扱いを、哀れに思ったんでしょうかね?(-_-;)

ではどんな場面か見ていきましょう♪

対武園戦

アニメオリジナルの話「49話:武園・最後の闘志」で、決勝リーグ進出を決める試合となります。

ここでも武藤はスタメンとして出場しています。

武園陣からは「なめやがって!(1軍)スタメンは武藤と神だけか!」と言われています。

 

試合開始、気合の入っている武園!!

エース小田竜政の調子もよく、序盤は武園ペースで試合が進みますが…

エース小田の足の具合が悪くなり、武園のリズムが狂い始めます。

 

ボールを小田からスティールし、自らシュートすると見せかけて、ビハインドバックパス!神にパスを通して3Pシュートを打たせています。

その後も自ら敵陣に攻め込み、小菅(海南8番)にパスすると見せかけ、神にナイスパス!連続で3Pポイントを決めさせています!

 

1軍スタメン2人の連携と攻撃力が凄いので、武園は徹底マークしますが…

小菅(海南8番)含むメンバー3人も武園選手を出し抜き、きっちりとシュートを決めてきます!

 

圧倒される武園選手に武藤はこう声をかけます!

 

「あますぎるぜ! 俺と神だけマークしていればいいなんてよ!」

「奴らもれっきとした海南の選手なんだゼ!いくら控え選手だからって、お前らとはレベルが違うのさ!」

「さぁ、いつまでもこんな相手にもたもたしてたら海南の名が泣くぜ、この試合!最低でも100点は取るからな!」

 

海南選手一同「おう!( `ー´)ノ」

 

 

😳😳😳

超嫌味キャラだった💦

でも牧のいない2軍ではリーダーっぽさも発揮していました。

 

その後、一瞬の隙で切り込み…豪快なダンクを決めています!!!

出典:©井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション #49

武藤君ダンクできたんだ…(-_-;)

たぶん清田(178cm)の次に低身長でダンクしてる気がする💦(武藤184cm)

 

海南の1軍スタメンの実力を見せてくれました!

 

…がダンク以外は得点シーンがないんですよね(-_-;)

やはり武園戦でもミドルレンジを外しています(笑)

 

対湘北戦

湘北戦ではいまいちな場面しかなかったので、アニメでも原作を踏襲されていますが…

ワンシーンだけ彼が輝いている場面があります!

 

桜木が交代してからの攻撃時、牧からパスをもらう武藤!

まずはスピードスター宮城をロールで抜き去り、その後もスーパールーキー流川をロールターンでかわしています。

「アニメ52話:桜木封じの秘密兵器」参照

 

湘北の中でもディフェンスが下手なわけではないし、足も速い2人を2枚抜きするとは!! さすが武藤君!!

 

武藤「あまいぜ! 俺もれっきとした海南のスタメンなんだぜ? お前らとはレベルが違うのさ!」

 

でも武藤君!2人を抜いた後、シュート外してるんですよね(-_-;)

 

武藤「!!!!!」

出典:スラムダンク完全版11巻より

もしかしたらシュート力はいまいちでも、ドライブ・アシスト能力は高い選手なのかもしれませんね😆

 

ほんの2~3秒ですが、アニメにて彼の雄姿を見ていただきたいと思います♪

 

④実はこんなところで能力発揮している?

原作では目立った活躍ができなかった武藤君…

アニメではそれなりの見せ場は用意されていたけれど…

しかし彼の能力はプレイヤーとしてだけではないのではないかと思います!

 

それは何かというと、分析力・観察力が高いことがあげられます!

彼が試合観戦中にいいコメントを残しています。

その場面を見ていきましょう♪

 

湘北対陵南決勝リーグにて

①試合選手たちが登場し、湘北陣をみていち早く「安西監督がいない?」と気付いています。神はその後に「あ!ほんとだ!」と反応しています。(完全版14巻)

 

②桜木が池上に、三井が福田とマッチアップすることで、試合が膠着状態になります。そこで武藤はこんなセリフを残しています。

出典:スラムダンク完全版15巻より

横の動きにまだ弱い桜木のところに隙ができる事を見抜いています。

(池上が桜木を抜いているようですが、赤木に止められているようです。)

 

湘北対山王戦にて

①深津と宮城のマッチアップの様子を見て

出典:スラムダンク完全版21巻より

抜かれないようにするため、深津は腰を深く落としてディフェンス体制を取っています。

宮城には外シュートがなく、身長が低い為、上を通される可能性が低いのを見越されている事を解説しています。

 

②松本が活躍し始めた時

出典:スラムダンク完全版21巻より

海南選手が「あの6番後半になってえらく目立つな」と騒ぐ中

武藤「松本だ!沢北がいなけれりゃどこでもエースを張れる男さ!」

と冷静に解説しています。

松本を事前に研究をしていたのか、存在をわかっている様子でした。

(一部では武藤と松本は同じ中学だった説があります。)

 

以上のコメントから武藤は試合の様子をよくみて、分析しているのがわかります。

また事前に選手の情報を把握して、解析しているから相手の特徴に合わせた動きができるのかと思います。

三井に仕事をさせず、徹底マークできたのは、念入りに事前研究していたから?という可能性が高いですよね!

逆に福田に対しては試合まで情報がなく、事前に研究できなかった為、対応策が練られないので、やられてしまったのかと思います。

 

つまり武藤君の真骨頂は

【分析力と研究力】

が優れているということです!

海南のスタメンを取るにはもちろん身体的な技術も必要ですが、相手を分析できる能力、勝利のために相手を知ろうとする探求心も大切になってきます。

 

彼が目立たないのは裏方な役割もあったのかと思います。 

もちろん武園戦を見る限りでも「並みの選手以上」というのは分かります。

 

さすが海南の1軍スターティングメンバ―

 

⑤まとめ

いかがだったでしょうか?

あまり目立たない武藤君も、「実はこんなところで活躍していた」のが分かったかと思います(笑)

原作では彼の性格を詳しく描かれなかったため、アニメでは嫌味キャラになってしまいましたが(-_-;)

 

彼の活躍は

  • 相手選手を事前研究して対策を練られる。
  • やはり海南スタメンだけはあり、並の選手では歯が立たない!
  • 実はダンクできる(笑)
  • ミドルシュートは苦手だが、ドライブ力は高い!
  • 試合を冷静に分析して変化に気付く!

ということでやはり海南のメンバーだけあり、基本スペックはどれも高いのではないかと思います。

事前に対策を練っていくことは大切なことですし、そうすることで冷静に対処もしやすくなりますよね😆

観察もすることで、どうすればいいか次回の課題も見つかりやすく、成長にもつながります。

 

彼のように物事を冷静に観察し、分析して対策を練れば、仕事、恋愛、プライベートなどもうまくいきやすくなるのでしょうか?😏

 

今回は海南の武藤正について語りました!

スラムダンクのマイナーキャラの魅力が少しでも伝わったら嬉しいです♪

きっと細かいところまで知れば、スラムダンクが120%面白くなると思います(笑)

 

おまけ:ちなみに「武藤君」「常誠の御子柴」「豊玉の金平監督」の3人ってすごく似てないですか?😂 漫画を取り出して見比べてみてください♪

 

キャラ考察以外にもスラムダンクを交えた「心理学」や「考え方」等も描いていけたらなぁ✨と思います。

では次回もよろしくお願いします♫